魔女の小さな冒険

魔女のちいさな探検

ゆっくりゆっくり進みます。

雪がくるくる回る?実験

モミジの種

超久しぶりの落としてみたシリーズです。諦めていたわけではないです、飽きていただけです。(諦めるより性質が悪いね!)ちょっと休むと、楽しいですね(^-^) 第39回、モミジの種です。 去年の初夏ごろ、モミジの種を拾いました。モミジ類は、種が風で遠くに…

ゆらゆらプラ板ミニ(3)

落としてみたシリーズ第38回、小さなプラ板の沈降実験の続きです。 いよいよ水槽で実験します。水深20cmです。気温は25℃、水温30℃くらい、動粘性係数は0.08m^2/sとしました。 形状:樹枝状六花紫(15mm、10mm、6mm)、樹枝状六花青(15mm)、6角板青(12mm、6mm)…

ゆらゆらプラ板ミニ(2)

落としてみたシリーズ第38回、小さなプラ板の沈降実験の続きです。 風呂の残り湯で実験します。入浴剤を使っていて、水深17cmです。気温は25℃、水温30℃くらい、動粘性係数は0.08m^2/sとしました。 形状:樹枝状六花紫(15mm、10mm、6mm)、樹枝状六花青(15mm)…

ゆらゆらプラ板ミニ

落としてみたシリーズ第38回、小さなプラ板の沈降実験です。前回、第32回で測定した揺れるプラ板の沈み幅をプロットしてみたところ、プラ板とラメの間に2点だけ中間領域らしい点が出ました。実際の雪の樹枝状結晶と同じレイノルズ数の部分です。この辺りでも…

雪の結晶の螺旋周期を推定

雪の結晶の螺旋周期を、プラバンを沈める実験から推定します。 第32回で測った直径L=24mmプラバンはレイノルズ数Rn=280、1回の旋回でΔz=40mm沈みました。雪の結晶で、同じレイノルズ数になるのは中谷宇吉郎の『雪』によれば、気温T=-10℃としたときの、L=6mm…

中谷ダイヤグラムと小林ダイヤグラム

落下の効果が如何ほどのものか、『雪』の解説にありました。 中谷宇吉郎著「雪」岩波文庫 1994年10月17日第1刷 p.171〜 この文章は樋口敬二氏によるものです。 中谷ダイヤグラムでは樹枝状結晶は-14℃〜-17℃で生長し、小林ダイヤグラムでは-12℃〜-16℃です。こ…

竹トンボ再測定

落としてみたシリーズ第22回の紙製竹トンボの速度を測定しました。息子のおもちゃ箱から出てきたのですね。 早咲の日記 2017/12/17/1964189157 気温:20℃くらい 羽の開き:12cm 軸の長さ:大(23cm)、小(17cm) レイノルズ数は羽の開き幅で計算します。羽は前…

タンポポの綿毛、再び

落としてみたシリーズ第37回、タンポポの綿毛です。公園で失敬しました(^^; タンポポの綿毛は、前回落ち方を撮影しようとしただけで、落下時間を測定していませんでした。そのうちちゃんと計ろうと思っていたのデス。 形状:綿毛は平たく拡がっている 直径:…

オキシオペタラムの綿毛

落としてみたシリーズ第36回、オキシオペタラムの綿毛です。3月頃採ったのですが、今ごろ落とします(^^; ガガイモの綿毛と似た大きさですが、毛は真っ直ぐで羽毛のような横枝は出ていません。 包んでいたちり紙を開いたら、綿毛を見た下の子(5)がすかさず手…

天然雪の落下速度

天然雪の落下速度を見つけました! 中谷宇吉郎著「雪」岩波文庫 (1994年10月17日第1刷) p.121 第34図 平面樹枝型の直径1.5粍(みり)〜5粍の落下速度は、1秒間に30糎(せんち)位と書いてあります。(文章変えてあります。)荒木健太郎先生の本の図より、ちょっ…

紙で作った立体的な雪の形

落としてみたシリーズ第34回、紙で立体的な雪の結晶の形を作りました。PowerPointで作図が難しかったので撮影用に作ったのですが、せっかくなので落としてみました(^-^) 1つは、枝を捻(ひね)って風車(かざぐるま)の様にしました。雪の結晶の薄く伸びた枝が…

桜の花びら

落としてみたシリーズ第35回、桜の花びらです。まあ、季節がらやってみたいですよね(^-^) 桜の花びらはチラチラして見えるから、見るからに縦に回転です。ただ、外で花びらを見ていると、花びらが風に乗って一斉に斜めに落ちるので、マグヌス効果で落ちる方…

銀の絵の具で水流調査

落としてみたシリーズ第33回、水槽に銀の絵の具を入れました。これで、カルマン渦に引きずられてゆらゆら沈む様子を見ようという作戦です。 プラ板は第31回で使ったものの中から、6角板を中心にいくつか使いました。 水温は30℃くらい(手で測定)、水深は20cm…

プラ板のゆらゆら周期は?(3)

落としてみたシリーズ第32回の続きの続き、ゆらゆらの振幅を観察するため、水槽を出してきました。 水温は30℃くらい(手で測定)、水深は20cmです。 形状:6角形、広幅六花、星状六花 直径:12mm(ピンク、青)、15mm(黒)、20mm(黒)、24mm(青) 厚さ:0.2mm(青)、…

プラ板のゆらゆら周期は?(2)

落としてみたシリーズ第32回の続きです。時間測定のため、ペットボトル実験に移行しました。 水温は40℃〜30℃くらい(手で測定)、水深は30cmです。 形状:6角形、広幅六花、星状六花 直径:12mm、15mm(黒) 厚さ:0.2mm(青)、0.1mm(黒)、0.1mm以下(ピンク) 材質…

プラ板のゆらゆら周期測定(1)

落としてみたシリーズ第32回、小さなプラ板の雪の結晶のゆらゆら数えです。第31回で測定した中で、ゆらゆらしたものと、螺旋を描いたものを沈めます。ゆらゆら軌道の絵を描こうとしたら、振幅とか落ち幅とかわからなかったのですね。さほど重要な情報でも無…

お風呂でプラ板の水中沈降

落としてみたシリーズ第31回、スーパーのお総菜の蓋で作った雪の結晶の沈降時間再測定です。第30回と同じモノを、風呂の浴槽で沈めます。壁の影響で縦にならない想定です。他に、第26回で使った、雪型パンチで抜いた緑のプラ板も沈めました。水温は40℃くらい…

6角形のプラの水中沈降

落としてみたシリーズ第30回、スーパーのお総菜の蓋で作った雪の結晶の沈降時間測定です。モノは第18回で作った雪の形、方法は第26回と同じく、高さ30cmのペットボトルに水を入れて、口からパーツを入れて沈めます。蓋は3枚使って、薄青、青、ピンクに塗り分…

チョコレートの敷き紙

落としてみたシリーズ第29回、チョコレートの敷き紙を落としました。もう、何でも落とす!(^-^) もとはカップの形に折り目が付いていたのですが、食べあとなのでいびつに広がっています。 直径:広げて7cm 広げないとき5cm(1)、6cm(2)、6.5cm(3)、6.5cm(4) …

回り方と落下軌道

PowerPointで落下中の回り方を描いていて、縦に回るときに、斜め下に落ちていたことを思い出しました。そこでふと、学生の時に見た、ギンツブルグ・ランダウ方程式で作ったスパイラルドリフトを思い出しました。流線の中でくるくる回ると、渦が流線に垂直に…

トイレットペーパーの芯

落としてみたシリーズ第28回、トイレットペーパーの芯を切りました。直径:4cm長さ:11.3cm、6.2cm、5cm、4cm、3cm、2cm、1cm 実験です。穴を水平に向けた、横倒しの状態で落とします。 落ち方は、横倒しのままでした。2回落としたうちの1回だけ、4cm、3cm、…

雪のプラ板模型

落としてみたシリーズ第27回、先日作ったプラ板の立体雪の結晶の形です。 結晶が小さな鼓形から、片側だけ成長して六花になる場合、どちらが下になって成長するのでしょう。ウサギの毛で固定された雪は、水蒸気のあたる下側の枝が大きく成長します。実際の雪…

雪の模型を作ってみた

先日、いつもお世話になっているwhite iceさんに、雪の結晶の模様の位置関係を教えていただいたのですね。稜線模様についてとても気になっていたので、大収穫でした! そこで思い付いたのですが、この写真を透明プラ板に写し取って切って重ねたら、雪結晶の…

小さな星形の水中落下

落としてみたシリーズ第26回、ネイルアート用の小さな星形パーツの水中実験です。前回のラメは小さすぎてどんな風に沈んでいくのかよく見えなかったので、大きめのものを探して買いました。ついでに、スーパーのお総菜の蓋で作った雪の結晶も一緒に沈めます…

雪の結晶の軸の名前

雪の結晶の、鳥の羽の羽軸っぽい部分の呼び名がわかりました。 答えは、『稜線模様』! 参考は、山下晃先生の書き物です。https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsir/2011/0/2011_0_35/_pdf いつもwhite iceさんにお世話になりっぱなしですm(_ _)m 過去の…

キラキラの青ラメ

落としてみたシリーズ第25回、キラキラの青ラメです。水と一緒に小瓶に入れて、キラキラを楽しむおもちゃです。本当は、white iceさんのダイヤモンドダスト模型(※)を真似たおもちゃを作ったのですが、息子(4)に、 「虹色じゃない!」 と却下されちゃったもの…

パンチで抜いた雪の形

落としてみたシリーズ第24回、パンチで抜いた雪の形です。Loftでやっと見つけて買ったのですが、抜いてみたらかわいいし(≧∇≦) かわいいし(≧∇≦) かわいいし〜(≧∇≦) クッキングペーパーなんか、透明っぽくて、息子(4)が 「これは本当の雪みたいだね!」 だって…

レイノルズ数

レイノルズ数をプロットしてみた。 温度依存性はそれほど重要ではないかも。 水中実験は、ゆっくり落とすことがポイントのようです。またあとで考えます。

ひねっていないかざぐるま

落としてみたシリーズ第23回、ひねっていないかざぐるま風です。羽一枚が左右対称ではない形にします。立体的にはかざぐるまになっていません。 予想は、わかりません。下からの風でよれなければ、回らないかな?もし回るとすれば、鏡像の下絵を作って、カッ…

小学生が花の実験

https://www.shizecon.net/award/detail.html?id=361 すごいな小学生!おばさんちょっと焦ったよ(^^; そして、落ち方が気になるとは、親近感を覚えます(^-^) 追記: 寝ながら、いろんな形の紙を半分に折って落とす実験を思い返していたのですが、半分に折っ…