魔女の小さな冒険

魔女のちいさな探検

ゆっくりゆっくり進みます。

紙で作った立体的な雪の形

 落としてみたシリーズ第34回、紙で立体的な雪の結晶の形を作りました。PowerPointで作図が難しかったので撮影用に作ったのですが、せっかくなので落としてみました(^-^)
 1つは、枝を捻(ひね)って風車(かざぐるま)の様にしました。雪の結晶の薄く伸びた枝が、落ちて来るときの風圧で斜め上にしなる想定です。
 もう1つは、結晶c面上に、斜めに突き出した小さな枝がかざぐるまの羽になる想定でしたが、紙が薄くてうまく作れませんでした(;_;)

 形状:樹枝状六花(捻り)、立体交差樹枝
 直径:8cm
 厚さ:0.2mm
 材質:紙(自由画帳)
 気温:20℃くらい

 予想では、捻った方は、平らな面を上向きにして水平に回転し、立体交差の方は回りません。と言うか、回りそうな形には作れませんでした(^^;

 実験です。階段から2回づつ落としました。
 捻った方は、1回目は途中まで垂直になってまっすぐ落ち、途中から上向きになって凄い勢いで風車のように回転しながら斜め下に落ちました。2回目は垂直になって手裏剣のように面内で回転しながら落下しました。落下速度はV=1.4m/s、レイノルズ数はRn=7.5×10^3。
 立体交差樹枝の方は、1回目は風車の様に回ったように見え、2回目はつぶれて平らになってしまってゆらゆらでした。V=1.9m/s、Rn=9.9×10^3。交差の形は紙を差し込んだだけなので、すぐにつぶれるようです。
 風車の形を作ろうと思うと、意外と難しい事がわかりました(>_<) 回りながら落ちる種(たね)って凄いんですね!