落としてみたシリーズ第32回、小さなプラ板の雪の結晶のゆらゆら数えです。第31回で測定した中で、ゆらゆらしたものと、螺旋を描いたものを沈めます。ゆらゆら軌道の絵を描こうとしたら、振幅とか落ち幅とかわからなかったのですね。さほど重要な情報でも無さそうですが、元・美術部としては、らしく描けるって素晴らしいことです!
浴槽内で6角板を沈降させて、揺れる回数を数えます。水温は40℃くらい(手で測定)、水深は30cmくらいです。30cmの目安としてペットボトルを縦に沈めておいて、ペットボトルの口の高さまで板が沈んでから数え始めます。
形状:6角形
直径:12mm、24mm
厚さ:0.2mm(青)、0.1mm以下(ピンク)
材質:プラ(材質は不明)
今回、風呂の湯に入浴剤は入っていません。
実験です。
最初は、浴槽内で24mm6角板です。
結果は、2枚がゆらゆらで、1枚が螺旋軌道でした。どれも14往復揺れました。1回の往復または周回でΔz=2.1cm沈みました。
前回は3枚共螺旋軌道だったのが今回はゆらゆらも出ました。前回との違いは、前回は
1.入浴剤を使っていた
2.朝の入浴後に測定して若干ぬるかった
3.お湯の流れはなかった
に対して今回は、
1.入浴剤を使っていない
2.夜に測定してしっかり温かかった
3.高温足し湯直後で温度むらや流れがあった
など違いすぎてわかりません(^^;
12mm6角板では、青・ピンク共に16往復前後でした。1回の往復でΔz=1.9cm沈みました。
落下速度にずいぶん差があるのに、軌道は大差ないようです。また、板の直径よりも1周期分の沈降距離の方が大きいという点で、24mmの板と異なります。これは、水流がきちんと緩和するような実験が必要です。
後半、底から浮いてくるものがありました。気泡が付くのは、入浴剤とは関係無さそうです。
続く。