落としてみたシリーズ第38回、小さなプラ板の沈降実験の続きです。
風呂の残り湯で実験します。入浴剤を使っていて、水深17cmです。気温は25℃、水温30℃くらい、動粘性係数は0.08m^2/sとしました。
形状:樹枝状六花紫(15mm、10mm、6mm)、樹枝状六花青(15mm)、6角板青(12mm、6mm)、6角板ピンク(12mm、6mm) ()内は直径
材質:プラ(材質は不明)
実験です。
プラ板を手でつまんで、水面下で手を離して沈めました。
15mm樹枝状六花紫は、2枚とも上向きにまっすぐ沈みました。速度V=0.81cm/sで、レイノルズ数Rn=150でした。
10mm樹枝状六花紫は、2枚とも上向きにまっすぐ沈みました。V=0.75cm/s、Rn=940。
6mm樹枝状六花紫は、2枚とも上向きにまっすぐ沈みました。V=0.89cm/s、Rn=67。
15mm樹枝状六花青は、2枚とも上向きにまっすぐ沈みました。V=0.84cm/s、Rn=160。
12mm6角板青は、2枚が、上向きにゆらゆらしながら沈みました。ゆらゆら回数は7、8回、平均でV=1.1cm/s、Rn=160、1回の往復でΔz=2.2cm沈みました。
6mm6角板青は、3枚共、上向きにまっすぐ沈みました。V=0.98cm/s、Rn=74。
12mm6角板ピンクは、1枚が、上向きでゆらゆら、1枚が螺旋を描いて沈みました。ゆらゆら回数はどちらも9回、平均でV=2.5cm/s、Rn=370、Δz=1.9cm。
6mm6角板ピンクは、3枚とも、上向きでゆらゆら沈みました。ゆらゆら回数は平均で12回、V=2.7cm/s、Rn=200、Δz=1.4cm。
ペットボトル実験でRnとΔz/Lの図がずいぶんずれたと書きましたが、原因はΔzの値をmmとしていたのにcmで書き込んでいたことでした。アイタタタ(>_<) でも、直してもまだ大きくばらつきます。
次回こそ、水槽で再測定です。