魔女の小さな冒険

魔女のちいさな探検

ゆっくりゆっくり進みます。

チョコレートの敷き紙

 落としてみたシリーズ第29回、チョコレートの敷き紙を落としました。もう、何でも落とす!(^-^)
 もとはカップの形に折り目が付いていたのですが、食べあとなのでいびつに広がっています。

 直径:広げて7cm
    広げないとき5cm(1)、6cm(2)、6.5cm(3)、6.5cm(4)

 実験です。カップにチョコレートが入る向きを上向きとします。カップラーメンと同じです。
 上向きの状態で番号順に2回づつ落としました。上向きのまま、まっすぐゆっくり落ちました。(3)だけ1回目に縦に回りました。落下時間は2〜4sです。
 まっすぐ落ちた時の落下速度は、それぞれ、1.1m/s、1.0m/s、0.8m/s、0.7m/sでした。

 まっすぐ落ちた速度で空気(10℃)としてレイノルズ数Rnを出してみると、Rn=3.7×10^3(1)、4.0×10^3(2)、3.7×10^3(3)、3.2×10^3(4)です。1〜3mmの雪の結晶のRn=23〜70と比べると、まだまだ大きいです。

 次に、下向きに2回づつ落としました。(1)(2)は数回縦に回って上向きになり、(3)(4)は縦に回りながら落ちました。落下時間は3〜4sです。
 落下速度は、それぞれ、0.9m/s、1.0m/s、0.7m/s、0.6m/sでした。下向きに落とすと、最初の落ち方がほんの少しゆっくりになるようです。

 レイノルズ数Rnは、Rn=3.1×10^3(1)、4.0×10^3(2)、3.0×10^3(3)、2.7×10^3(4)です。上向きのときと桁は変わりません。

 チョコレートの敷き紙は、水平に回転させて落とすのはやっていません。ぐにゃぐにゃだから(^^;

 この形状は、カップラーメンの真っすぐ落下と紙皿の縦に回転落下の中間のようです。