魔女の小さな冒険

魔女のちいさな探検

ゆっくりゆっくり進みます。

オキシオペタラムの綿毛

 落としてみたシリーズ第36回、オキシオペタラムの綿毛です。3月頃採ったのですが、今ごろ落とします(^^; ガガイモの綿毛と似た大きさですが、毛は真っ直ぐで羽毛のような横枝は出ていません。
 包んでいたちり紙を開いたら、綿毛を見た下の子(5)がすかさず手を出して一つ取り、ふうふう吹き飛ばしながら隣の部屋まで行ってしまいました。かわいい!けれど、後が大変な予感(^^;

 形状:綿毛は上半分のみ放射状、種付きと種が取れてしまったもの
 直径:5cm
 気温:27℃くらい

 実験です。種付き綿毛を階段から1回づつ落としました。
 どれも種を下にして、回らず真下に落ちていきました。
 測定できたものは落下速度V=24.5〜33.6cm/s、レイノルズ数Rn=7.7×10^2〜1.1×10^3でした。平均するとV=28cm/s、Rn=8.8×10^2です。
 雪の樹枝状六花が落ちるのと近い速度です!雪の結晶は1mmから5mmまで落下速度が変わりませんが、5cmの巨大結晶でも落下速度は変わらないかも知れませんね(^-^) 風が吹いたら折れそうですが(^^;

 続いて、綿毛のみ3個を階段から1回づつ落としました。
 どれも種を外した側を下にして、回らず落ちていきました。
 V=11.1〜14.6cm/s、Rn=3.5×10^2〜4.6×10^2でした。平均するとV=13cm/s、数Rn=4.1×10^2です。

 種付きは、非常にゆっくり落ちました。綿毛は階段1段分上側に流されたので、若干の空気の流れがあるようでした。

 最後に、息子がきれいに種だけ外してくれました。綿毛を庭に捨てたら、シャボン玉のように飛んでいきました。結局散らかしたのは私(^^;
 本日の気温は27℃、ヒノキの花粉が終わったとたんに光化学スモッグです。目がシバシバします(;_;) タンポポの綿毛も速度を計ってみたかったのですが、採集お散歩はまた今度。

前回の日記
2017年08月23日
[雪がくるくる回る?実験]オキシペタラムの花
早咲の日記 2017/08/23/1962232897