今までは乾燥空気を想定して計算していましたが、乾燥空気っていうのは、砂漠にでも行かないと無いです。本日雨天、我が家の室温は27℃、湿度60%で、湿度はこれからもっと上がります。
前回グラフ用に定義したyですが、よく見たらy[g]は蒸発後、空気1m^3に含まれる水分量です。yが1g増えるごとに温度が1.9℃下がるのだから、飽和水蒸気量のグラフに左上がりの斜め線を描けば良かったのですね!
最初から湿度が50%あるときは、(温度,水分)=(30℃,0.5*a(30))の所から左上へ斜め線を描きます。気温は 22℃くらいになります。
もう少し湿度が高ければ、下降温度も少しになります。最初の気温30℃として、
最初の湿度 下降後の気温[℃] 気温差[℃]
50% 22 -8
60% 24 -6
70% 25 -5
80% 27 -3
90% 29 -1
湿度80%を超えると、気化熱で涼しい効果はほとんどないですね。