息子が、天井にきらきらの反射を見つけました。外に置いたミニプールから反射して、ゆらゆらの網目模様になっていました。夫から夏休みの課題で、毎日『今日の発見』を書いているので、これを書いたら?と薦めてみました。考察出来ないことは書けないと言うので、教えてあげることにしました。
水底の模様は、学校で習った虫眼鏡と同じです。水面の波の凸凹の、盛り上がった部分が光を集めていて、焦点になった部分が明るく、その他が暗くなります。
反射の模様はパラボラアンテナと同じです。波の凹んだ部分が光を集めていて、こちらも、焦点になった部分が明るく、その他が暗くなります。
絵を描いて説明したのですが、息子の書き写した絵が、波の形に関係なく、まっすぐ反射してました。これではむらが出来ませんね(^^;分からなかった模様です。
次に、波の斜めの部分では、真上に反射しないんだよ、と説明してみたら、キョトンだったので、平らな鏡の反射について解説してみました。まっすぐ上から鏡に光を当てると、真上に反射します。斜めに光を当てると、斜めの反射をします。
そんなことは知らなかったようなので、壁とボールで説明してみました。まっすぐ投げたらまっすぐ戻って来るけど、斜めに当てたら向こう側に飛んでいきます。
これも知らなかったようなので(!?)部屋の中で、壁にボールを当てて見せました。息子、
「下に落ちる!」
・・・まあ、間違ってはいないです(^^;
なんかね、物理が難しいって言われるのは、こう言うことかも知れないなと感じました。
説明が下手なのかと思って、夫に確認してみたら、小学生に網目模様は難しいようです。
鏡を外に置いて、反射が屋内に映る事だけでも理解してもらいました。めでたしめでたし(^^;
絵はそのうち。
絵を付けました。矢印は屈折の方がわかりやすいですが、現象としては反射の方がわかりやすいですね。真上に紙を置いたら、光が入ってきませんから(^^;