魔女の小さな冒険

魔女のちいさな探検

ゆっくりゆっくり進みます。

氷の液相成長形と雪の結晶の刄

 雪の結晶が成長するとき表面に疑似液体層ができるとして、疑似液体層から水蒸気が逃げて行かないためには液体に対する飽和以上の水蒸気が必要だな、小林ダイヤグラムで言うと水飽和曲線より上だろうなと考えていたら(長いね)、古川義純先生の氷の宇宙実験を思い出しました。
 水中で成長する氷は柔らかい曲線の輪郭を持つ六花の形で、花びらの先は包丁の刄のように斜めに薄くなっています。ケン・リブレクト先生がナイフエッジと紹介している形状と同じように見えます。
 古川先生の氷の実験から、『疑似液体層ならば成長形は刄を持つ』と決めてしまうのは早計かもしれませんが、何かあるのでしょうね(・_・)
 答え合わせの日も近い?