魔女の小さな冒険

魔女のちいさな探検

ゆっくりゆっくり進みます。

お天気雨は宇宙から

 下の子と病院に行った帰り道、お天気雨に遭いました。空は快晴、天気予報も晴れで、横から降る雨は小さな折り畳み傘では防げず、バスが来るまで息子は私のコートで雨を避けました。
 バスを降りると雨はやんでいて、一面の青空でした。息子に、
「お天気雨はどこから降って来ると思う?」
と聞いてみました。
「お天気雨は、太陽の辺りから降って来る。」
「太陽は、ものすごく遠いよ、宇宙にあるんだよ?」
「白い雲がある辺りよりも、ずっと上の方。だから、お天気雨の雲は見えないの。」
なるほど、空気が青く光っているより上で、雲の影も落ちないくらい上ってことね。
 ファンタジー設定万歳\(^o^)/

 雨はまだ時々ぱらつきます。空をもう一度よく見ると、北の方に輪郭のもやっとした大きな白い雲。自分に当たる風は強めの南風。真上をよく見ると、明るさはそのままで彩度が少し落ちたような空の色。察するに、上空では北風で、北の白い雲から落ちた雨粒か氷粒が真上の空の色を変えているのでしょうか。

 芋掘りに行っていた上の子によれば、雨には遭わなかったようですが、すごい風で砂粒が飛んで痛かったそうです。そして、薄い虹を見たそうです。虹は見たかったなあ(^^;