落下実験番外編。水の動きが見えるか、予備実験のはでした。
ミミクリーズで、銀の絵の具と色絵の具を水に溶かすと渦巻きが見えるってやってたのですね。先日私もようやく銀の絵の具を入手したので、雪形入りペットボトルに入れてみました。
銀の絵の具をコップで水に溶いてから、ペットボトルに薄く、向こうが透けて見える程度に薄めて入れたのですが、いきなりボトル内が小さなキラキラした渦だらけになりました!
ひっくり返してみると、ボトル内を水が大きく上下しながら小さな渦を巻き起こしています。そして、雪形は小さな渦をものともせず、ゆったりと落ちていきます。雪形が落ちきるのが15秒程度、小さな渦が消えるのが1分程度。雪形の周りの流れを見るつもりが、雪形と同じ大きさの渦に雪形が翻弄されない不思議を見てしまいました!
落下実験、そろそろ落ち方を把めるかもと期待していましたが、甘過ぎました。水の中は渦だらけです(@o@)
今日は庭の片付けもしていて、石灰の粉を庭土に埋めようと袋から出したら、細かい粉が煙のように舞い上がりました。これが、吹いているのか分からないほどのそよ風でほんの1m程流れたのですが、みるみる小さな渦に分断されて、5cmほどにまでなりました。
屋外の空気は、小さな渦でできています!
今まで理論だけで流体力学を勉強しようとしていたので、流体は小さな仮想メッシュでできているように思っていたのですが、とんでもない!渦ができる臨界なんて、もっとずっと小さいところにありそうです。私の流線の想像図も間違い。落下中の拡散成長の図も、拡散場が全然違いそう。
新しい世界に慣れるまで、ペットボトルをひっくり返す日々になりそうです。
上の子が帰ってきて、
「ポカリスウェット?」
と聞いてきたので、以降キッチン回りに置くのは厳禁ですね。
見せたら、感想は
「・・・神秘的だねえ。」
ガラス瓶に入れてライトを仕込めば、クリスマスのおもちゃになりそうです。作れればねぇ(^-^)