魔女の小さな冒険

魔女のちいさな探検

ゆっくりゆっくり進みます。

目の錯覚?

 食器を洗いながら、何やら遊んでいる下の子。麦茶のポットに水を入れて、ジバニャンのコップを沈めています。
「見て?」
早よう洗えと言う前にちらりと見たら、コップが歪んでいました。
「歪んで見えるね。」
「これを、目の錯覚と言います。」←変な声色で
「錯覚じゃないよ。水と空気は屈折率が違うんだから、レンズだよ。」
ちなみに、屈折は上の子(中1)が二学期に習ったばかりです(^^; 小1だと、興味を持つだけでも上々でしょう(^-^)
 ところでなぜ錯覚?と暫し考えてしまいましたが、正月にトリックアートを見に行ったばかりでした(^^;

 少し外して戻って来たら、今度は大きなステンレスボウルの中に、キュキュットの容器を立てて遊んでいました。
「見て!中が緑色になるよ。」
容器は透明なオレンジなのに、ボウルの反射は緑色です。何で(^^;
 また暫し考えてから、
「洗剤が緑かな?」
と聞いてみたら当たりでした。キュキュットは普通無色なので、何か違う洗剤が入っているのでしょう。容器を見るとオレンジの印象が強いので、緑色ばかり映るのは意外でした。
 息子は、ぐるっと一周緑色になるのが意外だったようです(^-^)

 更に、サラダを食べたボウルに油がべっとり残っている理由を知りたがり、排水口の上でボウルをひっくり返すと水が流れなくなる様子を楽しみ、1時間近くかかった食器洗いが終了しました(^^;

 そこで、私が硝子のお猪口とお米の計量カップを出してやって、水の入った逆さまのお猪口に計量カップがくっつく手品を教えてあげました。水が隙間から滲み出さないところが、逆さまボウルと似ています。また息子が夢中で遊びだしたので、ちょっと後悔。お猪口割るなよ〜(^^;

 しばらくして飽きたのか、お猪口に洗剤をつけ始めました。
「水だけで洗って良いよ?」
しかし、息子の目的は違いました。

 『泡のついた計量カップは、どう頑張ってもお猪口に付かない』ことを発見しました!

 考察までできれば、冬休みの自由研究にできそうです!

 最後に、お猪口に水を入れて朝まで置いてみようと提案して終わりました。寝る前にもう一度見ると、お猪口の横にヤクルトの容器と金属の計量カップがセットされていました(^-^) この子賢い!最初から、ヤクルトにすれば良かった(^^;

 翌朝見ると、お猪口の天辺(てっぺん)に1mlくらい空気が入っていました。計量カップには水は出ていませんでした。息子に聞いたら、触ったけれど泡は入らなかったとのこと。一晩かけて、下の縁のところが乾いたのでしょうか。

 息子、理科好きになるといいなあ(^-^)

==== 2020-01-08 11:36
後日談です。

 ヨーグルトを食べたので、水をはじく蓋の裏側を息子先生に見せて、
「これはヤクルトにくっつくと思う?」
と聞いたら、
「くっつかない。カップじゃない。」
とのご回答。

 結果は、表はくっつく、裏はくっつかないでした。
 ヨーグルトの蓋の裏、最強です(^-^)