魔女の小さな冒険

魔女のちいさな探検

ゆっくりゆっくり進みます。

土星の環のような形

 落としてみたシリーズ第12回。1回目の円盤を1枚、同心円状に切り抜きました。土星木星の環のような形です(^-^) 幅は、目分量で5mm程度にしたのですが、小さな環ほど太くなってしまったようです。小さい方の2つの環は、コンパス無しで切り抜いたので、中心がずれています。おまけで、中心の小さな円盤も一緒に落としました(^-^)

環の形
 外側の直径:9.6cm、8.3cm、7.1cm、6.0cm、4.6cm、2.5cm
 厚さ:4mm
 重さ:不明

円盤
 直径:1.0cm

 各内径は、一つ小さい環の外径とほぼ同じです。

 大きい順に、上向きに落としました。穴空きは皆、ゆっくり、上を向いたまま落ちて行きました。最小の環は、上向きのままゆらゆらと螺旋を描きながら落ちて行きました。きっとこれです!形は変ですが、中谷宇吉郎先生の雪の記述はきっと、これに違いないです(^o^) 適当に穴を開けて対称性が悪くなってしまったのが、却って面白い結果になったようです。そんなことばっかりですね(^^;
 最後の小さな円盤は上から見ると殆ど点で、回ったのか回らないのか分かりませんでした(^^;

 次に、小さい環を2つと、点を1つに、ペンで色を着けました。環は水平の回転がよくわかるように、裏と表に半分づつ違う色を着けました。点は縦回転を見るため、片側を塗りました。油性ペンで発泡スチロールが溶けたら嫌だなとドキドキでしたが、筆圧でちょっと凹んだだけでした(^^;
 小さい方の環を実際落としてみたら、水平方向には回転せず、軌道だけ螺旋に落ちて行きました。すごく意外です(@o@)
 2番目に小さい方の環は、何度か落としましたが、上向きで落ちたり縦に回転したり、横向きのまま落ちたり、色々でした。これは、螺旋にはなりませんでした。
 点は、色を見たら、縦に速く回転している事が分かりました(^-^) 時々、上向きのまま落ちることもあるようです。他の形と比べて面積が小さい為か、落ち方が速いような気がします。

 この実験で、上向きで落ちるのは雪形だけでは無いと言うことが分かりました。また、螺旋軌道で落ちることは、結晶が回転している証拠にならないことも分かりました。

 次の形は、細長いパーツが上向きに落ちる事と関係しているのか、面積が小さいのが良いのか、軽いのが良いのかということですかね。どうすれば良いのやら(^^;
 もう一つ、回転対称性が低ければ大きい物でも螺旋軌道になるのかと言う事です。これはできそうかな(^-^)