魔女の小さな冒険

魔女のちいさな探検

ゆっくりゆっくり進みます。

板の厚さの効果は

 落としてみたシリーズ、第17回。これもWhite iceさんのご指摘から。

(板が)厚すぎるのかも

 そうですよね(^^; カメラに写る、加工しやすい、という意味では、今のサイズ感がちょうどよいのですが、水平に回るかという意味では4mmもある厚さが抵抗になっていないか気になるところです。
 そこに今日(もう先週です!)、100円ショップで2mm厚の板を見つけました。チャンスの神様からの啓示ですね(^-^) トレイと違って、表面つるつる加工ではないですが、できるかな?


薄い雪形
 直径:9.8cm
 厚さ:2mm
 枝幅:5mm、8mm、1cm、2cm
 重量:30cm×45cmで17g

トレイの雪形
 直径:9.3cm
 厚さ:4mm
 枝幅:5mm、8mm、1cm、2cm

 枝幅8mmは、新たに作りました。雪形と綿毛形の太さの境界を見たいからです。薄型とトレイ製では直径が若干違いますが、ほぼ同じ形の厚さ違いとして比較します。

 実験です。階段から上向きに落としました。前回までと同様、上向きとは平らな面が上向きという意味です。

 薄型もトレイ製も同じような落ち方をしましたが、トレイ製の方が速く落ちるように見えました。数えてみると、薄型は3秒くらい、トレイは2秒くらいでした。

 次に、上向きのまま水平に回して落としました。

 これも薄型とトレイ製では同じ落ち方に見えました。
 2cm幅の雪形は、落ちながら水平回転が減速し、減速中最後の方で水平にゆらゆらしたり、螺旋軌道を描き、水平回転が止まると最後に縦回転しながら斜めに落ちていきます。
 1cm幅の雪形は、前回同様、階段下までほぼ同じ速度で回転しながら真っ直ぐ落ちます。時間は薄型は4秒くらい、トレイは3秒くらいです。回して落とした方が、真っ直ぐ落とすよりゆっくり落ちるようです。
 新作の8mm幅は、階段下までほぼ同じ速度で回転しながら真っ直ぐ落ち、1cm幅のときと区別がつきません。これも薄型は4秒くらい、トレイは3秒くらいです。
 5mm幅のものは、薄型の方が大変回しづらく、手が滑って落としてしまうこともしばしばでした。落ち方は、階段下まで回転しながら真っ直ぐ落ち、減速どころか途中で加速。加速!?さては、かざぐるまだな!(10本アニメ風に)

 そういう訳で、雪形を水平に反対回しに落としました。私は右回しにしかうまく回せないので、裏返して右回しはそのままで落とします。
 5mm幅の雪形は、今度はすぐに回転が減速して、途中から回らずに落ちていきました。やっぱり!落下時間は薄型は4秒くらい、トレイは3秒くらいで、回さないときとほぼ同じです。
 8mm幅と1cm幅は、裏返しても、同じ速さで回転したまま真っ直ぐ落ちました。このサイズは風車にはなっていないようです。

 5mm幅の雪形が風車になっている原因としては、私の工作技術があると思います。いつも左手で切っているのですが、よく見ると、切断面が左上から右下に心持ち傾いている気がします。
 加工技術が5mm幅の雪形を風車にしているのだとすると、8mm幅以上の雪形は断面の形に影響を受けないということになります。また、同じ5mm幅の雪形でも、斜め部分の小さい2mm厚のものと4mm厚のもので同じくらい断面の影響を受けているというのも、怪しいです。今までなるべく垂直に切れるように気をつけてカッターを使っていましたが、逆に、もっと斜めに、竹トンボのように切って影響を確認するとか、枝の半分は裏側から切るとか、工夫が必要です。

 5mm幅の雪形の落下時間をもう一度数えてみました。加速方向の落下時間は薄型は3秒くらい、トレイは2秒くらいです。数えなおすと、薄型は4秒くらい、トレイは3秒くらい。体内時計め!数えないで、録画して算出しないと、無意味ですね(;_;)

 その後、上の子といろんな落とし方をしてみましたが、途中で衝突して上向きで水平回転するのは、2cm幅のものばかりでした。回した通りに落ちるのは、上向きの時だけで、縦に回してもすぐに止まりました。横向きにして面内回転させると、2cm幅の雪形は時々手裏剣のようにストンと落ちます。恐い恐い(^^;

 前回、枝幅5mmはタンポポの綿毛のモデルになるかと期待したのですが、そう甘くは無いようです(^^; 今度は綿毛も回してみないとね(^-^)
 縦回しについても、縦回しは安定な落ち方だと思っていたので、最初から縦回しで落とせないというのは驚きです(@_@) 縦回しにはスマホ形長方形のように回転軸の方向が決まっているのか、あるいは、ある程度の速度で落下中でなければ回らないのか。


 ますますまとまらない回になりました(^^;