ゴンドラの唄は連続音と呼吸音に挑戦しました。
連続音の基本のつなぎ方は先輩サイトの通りです。違うのは、私の好きなテンポだと、ゆっくり過ぎて母音が目立つところ。また同じところでつまづくのは目に見えているので、メモしておきます。
音源のつなぎ目指定を調整
連続音は母音の真ん中でつないでいます。母音の音色がそれぞれ違う重音テトは、使う音だけつなぎ目を変えておきます。(波音リツ通常音は音色のずれが少ないのでそのままでO.K.)
→ツール→プラグイン→SetParam
→[オ]を前の母音の最後に
→[左]を[オ]の0.05Sec.くらい前に
→[右]を母音のきれいな範囲の最後に
→一度保存してUTAUを再起動
これで、[p1p4] などでつなげば、子音の始まりがわかりやすくなります。
([左]の位置の決め方。0.05Sec.だと繋ぐとき前の子音にかぶりにくい。前の母音の最後の部分の波形が乱れているときは、[左]はそれより前にしておく。音色の操作(後出)に使う場合、0.10Sec.以上が使いやすい。)
音を繋ぐ
打ち込んでそのままだと、音のつなぎ目で音が大きくなります。
→[p1p4]を選択する
特にこだわりがなければ、全部選択してプラグインを使います。
→☑エンベロープをリセットする 1
リセット後:連続音だけクロスフェード
→☑モジュレーションを0にする 2(音が二重に聞こえるとき修正できます)
→[OK]
繋ぎ音が二重に聞こえるとき
モジュレーションを0にします。
音源にエコーがかかっている場合、モジュレーションを0にしても音は二重に聞こえます。あとで、「好きな子音に差し替える」操作をします。
繋ぎ音の途中で母音が変わりすぎるとき
つなぎ目を変更して、次の音の母音が出ないようにします。
長音をザラザラさせない
波音リツの音は長音にするとざらざらします。伸ばすところは長音専用の音源「o おL」などを使います。
男声にすると音がこもるとき
ジェンダーgを上げて男声っぽくするとき、音がこもることがあります。表情音源がある場合は、原音を聞き比べて、一番低い音を使います。波音リツの場合「あ↓」「あ弱」など。
TODO:原音設定を1オクターブ上げる
参考、使用:
歌声合成ソフト:UTAU
声音源: 重音テト、波音リツ
音編集:Studio One 4、VocalShifter LE、SetParam
エンジンdoppeltler:UTAU ユーザー互助会@ ウィキ - UTAU用エンジン
UTAUプラグイン:おま☆かせ2020、プレフィックス/サフィックス選択プラグイン
UTAUの使い方:チラシの裏 ~UTAU調声メモ~、
口語訳UTAU講座Vol.3~単独音の原音設定~|八歌(やうた)
画像編集:FireAlpaca