音声キャラクター『重音テト』のにわかファンになりました。
テトさんは、名前が決まる前の仮の名前が『テトペッテンソン』だったそうです。それなら初めて打ち込む曲は『テトペッテンソン』かなと思って作ってみました。
で、作りながら探してみたのですが、テトさんの『テトペッテンソン』ってそれほど作ってる人いないのですね。キッズジャンルとしては『かえるのうた』のほうが人気です。
打ち込んでみてわかったのですが、『テトペッテンソン』は初回チャレンジとしては難しいです。難しかった点
〇耳コピー
・音階が、オリジナルと日本のもので違う
・リコーダーや金管楽器の音が埋もれている
・自分にとって程よいテンポがわからない
〇音声合成(UTAU)
・連続音が主流のようだが単独音のほうが初心者向けだった
・音をきれいにつなげるために手で調整が必要
・プラグインはどれが良いのかわからない
・エンジンはどれが良いのかわからない
・コーラス用に簡単な音源素材がわからない
・叫ぶ部分は音階がないのでピッチで調整
〇全体の楽曲編成(PreSounds4)
・ボーカルとコード、ベースの音量のバランスはどの辺が良いのかわからない
ある程度は頑張ったのですが、「ん」が変に目立つのと、コーラス部分「そ」「しゅ」でシャリーン音が出るのは直せませんでした。太鼓の音でごまかしました。
『かえるのうた』のほうが初心者向けでした(^^;
ダメダメ日記で終わるのは良くないので、がんばったところも書きます。
・子供たちの鍋パレード。風呂場で換気扇を切って録音しました。
・おっさんの声はトロンボーン。人の声だと怖い感じだったので楽器にしました。
・ピッコロとの掛け合いをずんだもんに変更して、5番から6番にずらしました。
・テトさん人形を描きました。クレヨンツールで描くと、いらすとやの絵となじみます。
おっさんの声は、最初虚音(うろね)イフさんにしようと思ったのですね。でも、バスまで下げると怖い声になる。低音で声がボボボボボってなるのは調声の限界かと思ったのですが、息子に声を出してもらったらやっぱりボボボボボって聞こえます。あと、連続音源を使うと、音のつなぎ目で二人歌っているように聞こえます。あとで調べたら、人の声と楽器の音は基本的に違うみたいなのですね。(「人の声」のつくりかた:合成音声の仕組み | Smart Sound Lab)たぶん、同じ「お」でも、表情に若干ずれがあって、フォルマント(音のピークの分布)がずれているのだと思います。
合成音声の仕組みとか見ちゃうと、テトさん音源をフィッテイングしてロボ化して、表情も付けてきれいに歌わせられないかなあと思いますね。テトさんとリツさんで『北斗の拳』とか、想像するだけで楽しいですね。テトさんが元気全開で「きーぷゆーばーにん!」リツさんがセクシーに「ノーボーイノークライ♡」最高!
参考、利用:
UTAUの使い方:チラシの裏 ~UTAU調声メモ~、
口語訳UTAU講座Vol.3~単独音の原音設定~|八歌(やうた)
歌:テトペッテンソン | NHK みんなのうた、
【アンリ・デス】 Le beau tambour 【テトペッテンソンの原曲】 - ニコニコ動画
声音源:東北ずん子 公式HP(ずんだもん、東北ずん子,東北きりたん、東北イタコ)
重音テト、和音マコ、雛乃木まや 、波音リツ
歌声合成:UTAU 、NEUTRINO
UTAUのプラグイン:おま☆かせ2020 、ZteerのUTAU関連物、
拡張すっぴんプラグイン
楽曲編成:Studio One 4
イラスト編集:FireAlpaca
動画作成:AviUtl